社員のココロを動かすクリエイティブ
PR Factory(ピーアールファクトリー)は、「広報・制作・分析」を通して、サイバーエージェントグループ社員の業務効率化をサポートしたり、グループ会社やデザイナーが所属していない部署のデザインサポートをメインに、社内外向けデザインをしている制作チームです。
ポスター、ロゴ、冊子、イラスト、グッズ制作、UIデザインやマークアップなど、メンバーそれぞれの得意分野を活かして活動をしています。
チームのミッション
- 社内広報を通して、社員の「業務の効率化」を目指す
- グループ会社のデザイン支援に注力し、事業展開に貢献
メンバーの声
Y.Kさん
デザイナー・イラストレーター
グループIT推進本部 / PR Factory / Design Factory
2012年/キャリア採用
乗るしかない、この動画制作のビッグウェーブに
Q1. これまでのキャリアについて
武蔵野美術大学を卒業後、TV業界の美術制作会社へ新卒で入社し、主に番組内で使うイラストや似顔絵、フリップや背景ボードなどの制作を担当していました。
その後、数社の転職を経て、当時ガラケー全盛期だったゲーム業界へ飛び込み、2012年3月に当時クリエイター採用に力を入れていたサイバーエージェントへ入社。デザイナー/イラストレーターとしてネットビジネス総合事業本部(NBU)のゲーム部門へ配属されました。
開発段階のゲームが多かった入社直後はコミュニティサービスのサポートなども行っていましたが、その後組織改編でAmebaGames(現:QualiArts)へ異動し、多くのゲームタイトルに携わってきました。
2021年3月、当時携わっていたプロジェクトのサービス終了を機にデザインファクトリーへ異動し、現在に至ります。
Q2. 業務内容や働く時間について教えてください
デザインファクトリーにはオフラインチームとWebチームがあり、私はオフラインチームに所属しています。主にオフラインのデザイン業務(ロゴ、冊子、ポスター、イラスト・グッズ制作など)をメインに担当しています。
最近はチームとして動画事業に注力しており、今後は動画編集や撮影など業務範囲を広げていけるよう、インプットや経験を重ねていきたいと思っています。
Q3. あなたの思うチームの魅力・オススメポイントは?
デザインファクトリーの一番の魅力は「幅広く色々な案件に携われ、多くの経験を積める」ことですね。
グループIT推進本部の「サイバーエージェントグループの未来をITで支える」という特性から、様々なジャンルのグループ会社(新組織も含む)のロゴやWebサイトなどのデザイン制作を通して、グループ全体を俯瞰して関わることができるのが、デザインファクトリーの魅力だと思います。
最近はデザイナーがいないスタートアップの部署やグループ会社に向けて「ロゴ・スライドテンプレート・Zoom背景などをセットにしたスターターセットの提供」などデザイン面からサポートすることで事業への貢献を図っています。
チームとしては興味がある分野にフォーカスしていって、チャレンジできる環境です。
動画制作もその一部ですが、自分から手を挙げることで新しいことへのチャレンジを案件化し、事業貢献につながっています。
Q4. PR Factoryにはどんな人が向いていると思いますか?
「チームの魅力」でもお話していますが、常に多様な案件を担当し、色々な経験や対応を求められるので「柔軟性のある人」「引き出しの多い人」が向いていると思います。
また色々な人・部署と関わることが多いので、穏やかな落ち着いた方がいいかもしれません。
一方で情報のキャッチアップが必要なことも多く、常に刺激的な環境に身を置くことを楽しめる方と一緒に働きたいですね。
Q5. 今後挑戦したいことやビジョンについて
学生時代に映像制作や自主制作アニメを少し経験していましたが、業務としての映像制作は未経験だったので、チャレンジを応援してもらえる環境で新たに挑戦していきたいと思っています。
現在、グループ会社や事業部で動画制作のニーズがあり、デザインファクトリーとしても注力して行く予定です。そのため動画制作の機会が増えていくので、動画の編集や撮影スキルも向上できればと思っています。
インタビューや採用動画の制作を通して、グループ会社の採用ひいては、サイバーエージェント全体へ貢献して行きたいです。
M.Tさん
広報
グループIT推進本部 / PR Factory
2014年/キャリア採用
趣味:フットサル
社員の意識と行動を変える広報を実現する
Q1. これまでのキャリアについて
キャリアのスタートは、広告配信システムやチャットボットの開発・運用を担うエンジニアでした。その後、技術イベントの企画・運営や広報活動にも取り組み、挑戦の幅を広げてきました。技術の専門性を理解しながら、ビジネスの文脈でその価値を伝えることで、双方が共通の目標に向かって共創できる環境づくりを目指しています。
Q2. キャリアチェンジのきっかけ
サイバーエージェントには「やりたい」と手を挙げれば挑戦を後押しする文化があります。その点に強く惹かれ、新たなフィールドに飛び込みました。実際に、生成AIコンテストを企画・運営し、応募数2,000件以上を集めて全社表彰でベストプロジェクト賞を受賞。部署や職種を越えて多様なメンバーを巻き込みながら、自分一人では成し得ない大規模プロジェクトを成功に導くことができました。
Q3. 実際に入ってみて
驚いたのは、組織の規模に反して非常にオープンなコミュニケーションが根付いていたことです。縦割りを想像していましたが、実際には部門を越えて気軽に意見を交換できる環境がありました。
Q4. 現在のミッションや業務内容
現在は社内広報として、組織の方針や文化を浸透させることに取り組んでいます。具体的には、グループIT推進本部のサービスの認知拡大や利用促進、セキュリティリテラシー向上を目的とした情報発信を担当。広報を通じて社員が新しい視野や可能性を広げ、未来に向けた成長を続けられるよう支えることが、自分の役割だと考えています。
Q5. やりがい
私の仕事は、社員の意識や行動に変化をもたらす"きっかけを創ること"です。情報を届けるだけでなく、組織課題に応じて施策を企画・推進することも担っています。例えば「セキュリティ意識改革」では、全社員が自らの課題として捉えられるように施策を設計・実施。その結果、意識変容が生まれ、会社全体のリスク低減にもつながりました。情報発信にとどまらず、行動変容を促すことこそがこの仕事の大きな役割です。
Q6. チームに向いている人
このチームに向いているのは、自ら手を挙げて積極的に行動できる人です。新しい挑戦を歓迎する文化があり、周囲がしっかりサポートしてくれるため安心して挑戦できます。その分、大きな成長の機会を得られるのがこのチームの特徴です。
Q7. 今後挑戦したいことやビジョン
AI活用をはじめ、時流や社内の変化に柔軟に対応しながら、会社の成長を支える広報であり続けたいと考えています。全社員・全組織が同じ方向を向いて飛躍できる環境を整えることが、今後の大きな目標です。
T.Aさん
UI/UXデザイナー
グループIT推進本部 / PR Factory
2012年/キャリア採用
趣味:バンドのライブにいくこと
UIをつくるのではなく、"ユーザーのタスク完了"をデザインする
Q1. これまでのキャリアについて
美術大学ではグラフィックデザインを学びましたが、時代の流れもあり最初のキャリアはWebデザイナーでした。当時勤めていた会社はWeb専門ではなかったため、グラフィックやイラストなど幅広い制作にも携わりました。Webデザインを進める中でHTMLやCSS、JavaScriptに触れ、デザイナーでありながらコードを書く面白さを実感したことが、今のキャリアにつながる原点です。
サイバーエージェント入社後はスマホアプリやソーシャルゲームのUIデザインを経験。その中で、商業的なアプローチよりも「使うもの」としてのUIデザインに純粋に向き合いたいと考えるようになり、現在の部署に移りました。
Q2. 転職(キャリアチェンジ)のきっかけ
小規模な制作会社で一通りの業務を任されるようになった頃、「大人数で進めるプロジェクトはどのように動いているのか」と強く興味を持ちました。そこで、大規模プロジェクトに挑戦できる環境を求めて転職を決意。サイバーエージェントを選んだのは、新部署の立ち上げメンバー募集に惹かれたからです。既存のルールに従うのではなく、自分たちで環境をつくれる点に大きな魅力を感じました。
Q3. 実際に入ってみてどうでしたか?
「自由にできそうだ」と思って入社しましたが、想像以上の自由度に驚きました。「この規模の会社で、ここまでベンチャー精神が必要なのか」と感じたことを今でも覚えています。前職で培った"自分で考えて解決する力"が活かせたことは大きなプラスでしたし、率直に意見を言えて良い方向に変えていける環境は自分に合っていると感じました。また、優秀な仲間が多く、社員を大切にする社風があるため、新しい環境にもスムーズに適応できました。
Q4. 現在のミッションや業務内容
現在は社内向け業務システムのUI/UXデザインを担当しています。スケジューラーをはじめとした業務効率化ツールに関わり、直近では基幹システムの大規模リニューアルにも参画しています。複数プロダクトを一貫したデザインにまとめることは難しさもありますが、その分やりがいも大きいです。専門性を持つエンジニアや企画担当と協働し、それぞれの強みを活かしながら高いクオリティを実現できるのが魅力です。
Q5. やりがい
社員の利便性を高めることはもちろん、開発や運用メンバーの業務コスト削減にもやりがいを感じます。新しいシステムをリリースした際には、社内Slackで感想を探し、喜びの声を見つける瞬間に達成感を覚えます。さらに、開発・運用のしやすさを考慮したデザインを評価され、新たなプロジェクトで指名につながったとき、自分の仕事がしっかり価値を生んでいることを実感します。
Q6. チームに向いている人
グループIT推進本部は縁の下の力持ち的な部署なので、裏方気質のある人が向いていると思います。一方で、新しい技術や知識を積極的に取り入れる姿勢も求められます。最近では全社的に生成AI活用が推進されており、同僚が試したAIツールを共有してくれたことで、悩んでいたUI挙動の課題に突破口が開けたこともありました。こうした情報共有が成果に直結するのが、このチームの大きな強みです。
Q7. 今後挑戦したいことやビジョン
AIが想像以上のスピードで進化する今、キャリアの先を明確に描くのは難しい時代になってきました。その中で自分の軸として大切にしているのは、「UIではなくユーザーのタスク完了をデザインする」という視点です。その達成に役立つのであれば、技術や手法にこだわらず柔軟に取り入れ、より良い体験を提供し続けたいと考えています。
