グループITの今と未来、人と人、安心と挑戦をつなぐ
グループIT推進本部は、システム開発、インフラ、セキュリティ、データ基盤など約20の専門組織で構成されていて、エンジニアを中心に200名以上が活躍しています。
人事局は現在5名体制で、採用、育成、活性化、適材適所、組織文化の醸成など多岐にわたる領域をカバーしています。グループIT推進本部全体を対象とした総合的な施策はもちろん、各専門組織の課題に対する施策も手がけています。さらに所属する一人ひとりのWILLに耳を傾けることも重要な役割の一つです。
私たちはHRBP(Human Resources Business Partner)として、未来を見据えた戦略的な動きを意識し、組織と個人の成長を促進しています。
チームのミッション
「グループIT推進本部のメンバーが安心して挑戦できる環境作り」を人事的な側面から何でもサポートするのがミッションです。
メンバーの声
富岡 大地(トミオカ ダイチ)
人事
グループIT推進本部 / 人事局
2023年/キャリア採用
人と組織の可能性を信じ、未来を一緒に創る人事
Q1. これまでのキャリアについて
最初のキャリアは印刷業界のとある企業のIT事業部にてインターネット広告の営業をしていました。
4年ほど営業を経験した後、「一緒に働く仲間のために時間を使いたい」という思いが強くなり、同社で設立されたIT企業に転籍し、職種を人事に転向しました。転向後は、約4年間採用(新卒/中途)、育成、キャリア支援、エンゲージメント、採用広報などの人事領域において会社にとって必要だと思われることを色々とやっていました。
Q2. 転職のきっかけは?
人事としてのキャリアを積む中で、以前からサイバーエージェントに対して「人事が強い」というイメージがあり注目をしていました。そんな中、縁があり現部署の人事ポジションでカジュアル面談の機会を得たのが転職のきっかけです。
お話を伺ううちに徐々にサイバーエージェントで働く自分の姿を想像できるようになり、『ここで人事として成長したい』と思い、転職を決断しました。
前職とグループIT推進本部では、組織の規模感やエンジニアが多いという共通点があり、また仕事のスタンスも「人事領域で必要なことはなんでもやる」という点が似ていたので、就業イメージが湧きやすかったです。
Q3. 実際に入ってみてどうでしたか?
入社してまず驚いたのは『めちゃくちゃ人に寄り添う』文化です。
サイバーエージェントは「抜擢」が有名な会社なので、入社前は、評価や配置がすごくシステマチックに行われていると思い込んでいました。しかし、実際に働いてみると、人の可能性を信じ、一人ひとりにじっくりと向き合う温かみのある組織風土があり、良い意味でギャップを感じました。
また『ルールが少ない』のも特徴的だと感じました。藤田社長が「自由と自己責任」と言っている通り、サイバーエージェントには決まりやルールが驚くほど少ないです。これは社員を"大人"として扱い、能力を存分に発揮してもらいたいという文化が組織全体に浸透してるからだと理解しています。
最後に、『良い人が多い』という点も強く感じます。サイバーエージェントには「素直でいい人」という採用基準があり、それを体現してる社員が本当に多いです。もちろん、個性豊かで優秀な人がたくさんいるのですが、どんな人も大前提として素直でいい人だと、日々の仕事を通じて、つくづく感じます。
Q4. 現在のミッションや業務内容を教えてください
戦略人事として、さまざまな側面からグループIT推進本部の組織やメンバーを支援することが私たち人事局の役割です。業務内容は多岐にわたりますが、中でも私が特に力を入れているのは『メンバーとの対話』『キャリア採用』『持続可能な組織づくりの支援』の3つです。
『メンバーとの対話』では、定期的に人事面談を実施し、各メンバーが感じて いる課題を継続的にヒアリングしています。個人では解決が難しい課題が出てきた際は、組織長も交えて一緒に解決策を探ります。メンバーがより快適に、仕事に専念できる環境づくりを支援しています。
次に『キャリア採用』です。採用戦略の立案から始まり、募集人材の要件定義、母集団形成、面接、クロージング、そしてオンボーディングまで、一貫して担当しています。
最後に『持続可能な組織づくりの支援』です。数年後も持続的に成果を出し続ける組織を作るために、各組織の責任者とともに現在の課題について作戦会議を行い、具体的なアクションを決めて一緒に実行しています。
これらの活動を通じて、グループIT推進本部の組織出力を強化し、持続可能な成長を実現することを目指しています。
Q5. やりがいは?
グループIT推進本部の人事業務はルーティンのものが少なく、組織の状況に応じて臨機応変に対応することが求められます。目の前の課題を解決するためにはどうすればいいかを考えるのは難しいですが、その分やりがいを感じます。幅広い経験を積むことができるため、人事としてスキルアップしている実感を得られることが魅力です。
また、社内の他の人事担当者との交流もあり、他の事業部の取り組みを知れることも刺激になっています。
Q6. 人事局にはどんな人が向いていると思いますか?
変化が激しい業界、会社なので『人事の仕事はこれ』『私の仕事はここまで』と線引きせず、どんな仕事も巡り巡って自分のためになると考えて、自分で自分の仕事に意義を見出せる人が向いていると思います。
Q7. 今後挑戦したいことやビジョンについて
2026年に予定されている社長交代は、私たちグループIT推進本部にとっても大きな転換点であり、重要なテーマとして認識しています。そこで現在『持続可能な組織づくりの支援』に力を入れています。
各組織の責任者と一緒に作戦会議を行い、アクションプランを立てて、それを一緒に実行していますが、組織ごとに抱えている課題が全然違い、アクションプランも本当に多様なため、大変興味深く感じています。
HRBPとして組織に寄り添った取り組みができているという実感があるので、今後もこの取り組みを続け、組織の成長に貢献していきたいです。